みんなよく知っているホイップクリームについて、
よく一緒にされるホイップクリームと生クリームの違いについても解説していこう。
生クリームとホイップクリームとの違いは?
値段が違う
ホイップクリーム=安価
生クリーム=高価
基本的に生クリームより、ホイップクリームの方が安価となっています。
なぜ値段が違うのか?見ていきましょう。
原材料の違い?
味にはほとんど違いを感じない生クリームとホイップクリーム。
実はカロリー的にもどちらも100gあたり400キロカロリー前後と大差はなく、違いを考えずに食べている人も多いのではないでしょうか?
でも、使用している原材料が全く違うのです。
生クリーム
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(乳等省令)で、「生乳や牛乳を原料とし、植物性油脂や添加物を含まず、乳脂肪分18%以上のものを生クリームと呼ぶ」と決められています。
生クリームは動物性油脂を使用したものということです。
ホイップクリーム
一方ホイップクリームは生クリームを真似て作られたもので、コーン油や、大豆油などの植物油脂に、
乳化剤(大豆由来)、メタリン酸Na、香料、安定剤(増粘多糖類)、着色料(カロチン)などに水素添加と呼ばれる操作を行って乳化させたものとなります。
植物油脂と乳化剤以外は全て食品添加物となっております。
しかも、乳化剤よりも植物油脂を多く含むのです。
また、賞味期限が長くなるような保存料等も使われている場合もあります。
これらは生クリームと呼べず、「〇〇ホイップ」や「〇〇フレッシュ」などという名称で売られていることが多いです。
また、安価に製造できるため、様々な加工食品に対しても使われていることが多いです。
すんごく身体に悪そうじゃない!?
残念ながら、安価なものには良く無いものが入っていることが多いんだよね。
植物油脂、添加物もそのひとつ、しっかり見ていこう。
ホイップクリームだけじゃない、植物油脂の悪影響
ホイップクリームは植物油脂を使っていて、身体に非常に悪いということはわかっていただけたと思います。
植物油脂は非常に身体に悪影響です。
加工された植物油脂はアトピーや花粉症になる原因のひとつじゃないか、とも言われています。
植物油脂は様々な健康リスクを誘発する可能性があります。
大手の会社に務める栄養士がホイップクリームは食べるプラスチックだ。とメディアで発信して大炎上したことがあります。
これは石油をプラスチックに加工する時に行う水素添加と呼ばれる操作をホイップクリームを植物油脂から生成する際にも行っていることがからそう言う発言に至ったのではないかと思われます。
また、この植物油脂は安価のケーキやスイーツのクリームとして使われていることが多いです。
それよりも 気をつけて欲しいのはこれなんだ。
低糖質スイーツに気をつけろ
最近コンビニなどで良く目にする低糖質スイーツご存知でしょうか。
「糖質を考えた」「糖質〇〇g」「糖質〇〇%オフ」こんな謳い文句で最近増えつつある低糖質スイーツ。
ダイエット中でも甘いものが食べたい、それを叶えてくれる夢のような食べ物に見えます。
糖質という面では低糖質と健康に気を使って考えられている食品にも、ホイップクリームが大量に使われている可能性が非常に高いのです。
実際に某コンビニの低糖質シリーズにはホイップクリームが使用されているのを見たことがあります。
このように、ある側面(この場合は糖質)から見た場合は健康そうに見えていても、むしろ健康に悪いもの(この場合は植物油脂を使ったホイップクリーム)が大量に使われていると言うこともあるのです。
唯一のメリット???
ただ一点、ホイップクリームにもメリットがあると考えてる人もいます。
その答えは是非動画をご覧になってみて下さい。
まとめ
1.生クリームとホイップクリームは全くの別物!食べるのであれば生クリーム使用のものを。
2.ホイップクリームは植物油脂の塊!健康被害がある食品なので、避けるのが無難!
3.低糖質スイーツなど甘い言葉に騙されず、既製品はしっかり原材料を確認!
ホイップクリームについて、ご理解いただけましたでしょうか?
しっかり知識をもって理解しておかないと、思わぬ落とし穴があるので、自分の目で確認して、食べるものは選んでいきたいですね!