Protein

『プロテインの選び方Part2』ホエイプロテインについて

こんにちは、ブロッコ侍(@bloc_samurai)です。

前回の記事 の記事ではホエイ、ソイ、カゼインそれぞれの特長を交えて紹介しました。まだ読んでいない方はまずこちらを読んで下さい。

記事の中ではホエイプロテインの有用性に言及しました。今回は、このホエイプロテインについて深掘りしていきます。

最後には具体的な商品も紹介させていただいていますので、参考になさってください。

ホエイプロテインはWPC,WPI,WPHの大きく3種類に分けることができます。
この分類くらいは聞いたことがある人が多いでしょう。

そして、多くの場合で「WPIはWPCより優れている」とコマーシャルされたりブログなどで紹介されています。

しかし、これは大きな間違いです。一概にWPC<WPIなどと言えたものではありません。

タンパク質含有量や乳糖の問題だけではない、本当の違いについて理解することでプロテイン選びの指標になります。

この記事を読み終わる頃にはホンモノを選択できる賢い消費者になっているはずです。

ホエイプロテインの種類

1.WPC(Whey Protein Concentrate)

ホエイプロテインの中で一番流通量が多いのがこのWPCです。濃縮乳清タンパクと呼ばれ、乳清をウルトラフィルターと呼ばれる膜処理で濾過された液体を更に乾燥させたものです。

タンパク質含有量は約70~80%。
ここで問題となるのは乳糖や脂肪分といった余分な成分が残ってしまうことです。

牛乳を飲んで下痢をしてしまう乳糖不耐性がある方(日本人では約10%)は避けた方がいいかもしれません。

とは言え他の抽出方法と比べて最も加工が少なくメリットが多いのがWPC。

『プロテインの選び方』ホエイ・ソイ・カゼインを比較!』で紹介した効果全てが得られます。

具体的には免疫の向上や美容に効果的な成分「システイン、ラクトフェリン、免疫グロブリンなど」が全て残っている状態です。

乳糖不耐性でない限り、最高のプロテインです。

2.WPI(Whey Protein Isolate)

分離乳清タンパクと呼ばれ、WPCに更に処理を加えることによってタンパク質含有量を増やしたもの。

タンパク質含有量は約80~90%。
処理によって乳糖や脂肪分、ビタミン・ミネラルが除去される。乳糖不耐性の方にオススメ。

WPIに分離する際の処理として、イオン交換方式マイクロフィルター方式があります。

イオン交換方式はコストも安く、市場に出回っているWPIの多くはこの方式です。低コストで乳糖も少なく、タンパク質含有量が多いため、冒頭で言ったようにWPC<WPIのような構図が一般的になっています。

しかし、このイオン交換方式には問題があるのです。処理の際にアルカリ溶液を用いたり、加熱をすることによりタンパク質や生理活性ペプチドが変性してしまします。

ホエイプロテインとして得られる効果が激減されているのです。イオン交換ホエイはホエイの皮を被った別物のタンパク質と思ってもいいかもしれません。

一方のマイクロフィルター方式(日本ではCFMプロテインなどがこれに当たる)は特殊な濾過技術を使った方法です。こちらの方法ではタンパク質の変性も少なく、乳糖を除いた上で良質なタンパク質が分離されます。

WPC<マイクロフィルターWPIと言うのであればほぼ正解に近い。(とは言え加工がWPCより多くなるので変性は出てくる)

しかし問題もあります。マイクロフィルター方式はコストも高く流通量も少ないです。
WPCを乳糖の観点で諦めざるを得ない人には、代替とはなり得ない価格のことも多くあります。

更にこの抽出方式には表示義務がないため、どれを選んだらいいか分からない方がほとんどです。(実際にはマイクロフィルター使用ホエイは価値になるので、マイクロフィルター方式の多くは説明で言及されています。逆に言及がなければイオン交換方式だと思って大丈夫)

3.WPH(Whey Protein Hydrolyzed)

乳清タンパクペプチドと呼ばれる。WPCを酵素処理し、ペプチドまで分解したもの。

タンパク質含有量は約70~80%。

WPC<WPI、更にWPIの上位互換でタンパク質含有量も多いWPHなどと紹介している方も多いですが間違いです。決して含有量は多くありませんし、乳糖も含みます。

このプロテインの最大の特徴は吸収スピードの速さ。
ペプチドまで分解されているためWPC,WPIに比べても速く吸収されます。

イオン交換WPIと同じで、免疫や美容などへの効果は薄いです。
筆者はトレーニング前に、素早く血中アミノ酸濃度を高めるためにWPHを使っています。

ここまで読んで頂くと

乳糖不耐性→ない WPC
↓ある
マイクロフィルターWPI
※WPHは用途が別なので省略

という選択が理想であることが分かったと思います。

しかし国産CFMプロテインは非常に高価であり、海外プロテインは説明がよく分からない。
そんな方のためにブロッコ侍がWPIのオススメをピックアップ!

ブロッコ侍オススメのプロテイン

オススメ1.Optimum Nutrition ゴールドスタンダード

Optimum Nutrition ゴールドスタンダード

アメリカで1番人気のホエイプロテイン。味、価格、成分全てが素晴らしいです。

マイクロフィルターWPIをメインの原料としていて、WPC、WPHも含んでいます。WPCも含みますが、1回当たりの乳糖の量は1g以下で乳糖不耐性の方でも安心して飲むことができます。

オプチマムのゴールドスタンダードは高品質!と言われる所以はここにあります。(殆どの人はよく分からずに言っていますが)

味はダブルリッチチョコレートが定番。ほぼマックシェイクのチョコです。

個人的にはモカカプチーノが甘さ控え目で、トレーニング後にスッキリ飲めるので大好きです。

Optimum Nutritionゴールドスタンダード
iherb 
amazon

オススメ2.California Gold Nutrition ホエイプロテインアイソレート

California Gold Nutrition ホエイプロテインアイソレート

iherbのオリジナルブランドであるカリフォルニアゴールドニュートリション(CGN)の商品です。

このCGNですがオーガニックにこだわっており、人工的な添加物を一切使わないウルトラストイックなブランドです。

ホエイプロテインアイソレートも例に違わず、ノンフレーバー(最近フレーバー有りも発売しましたが、こちらはオーガニックへのこだわりのあまり砂糖が甘味料として使われているのでNG)。

味は良くありませんが、品質と価格は抜群。

全ての原料がマイクロフィルターWPIで、約2.3kgで5500円(2018/8/9現在)。

某国産CFM製法のプロテインが1kgで1万円程する事を考えると格安です。


Carifornia Gold Nutrition ホエイプロテインアイソレート
iherb

まとめ

バルキーな肉体を手に入れたい、体脂肪を落としたい、お肌がきれいになりたい、免疫力を上げて風邪や癌と戦いたい!全ての人にオススメなホエイプロテイン。

しかし、実はこの全てを満たすものはWPCマイクロフィルターWPIしかありません。

この記事がプロテイン選びの指針となり、バルキー男子・バルキー女子が増える事を願っています。

以上

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ブロッコ侍です。現役アスリートのバルキー男子です。アスリートの観点でボディメイクについての情報を発信します