コーヒーは利尿作用があるから水分補給にならない!?
今日はその真偽を解説していきます!
コーヒーの利尿作用について!
もう、結論から言ってしまいます!ガセです!!!
確かに利尿作用はあるんですが、『コーヒーを飲めば脱水になりますよ!』という酷い記事もよく見かけます!
このような間違った情報は配慮していかなければならないので今から詳しく解説していきますね!
コーヒーのもっとも特徴的な成分で、苦みがあり、コーヒーのおいしさを引き立てている「カフェイン」には身体への作用が3つあります!
1つ目は、脳に対する作用です。脳を興奮させ精神を亢進させることで眠気と疲労感を除去します。
2つ目は、血管に対する作用です。筋肉の血管を拡張させます。
3つ目は、腎臓に対する作用です。血管拡張で腎血流増加とともにナトリウムなどの再吸収を抑えます。
この3番目の作用が、利尿作用に関係しているんです!
カフェインが利尿作用を起こすメカニズムとしては腎臓が大きく関係しています。
カフェインを摂取すると腎臓で通常行われる体内への水分の再吸収を抑制してしまい、本来戻るはずだった水分が再吸収されずに排泄されるため、トイレの回数が増えるという事なんです!
安心してください、コーヒーが水分補給になる理由を解説します!
コーヒーが水分補給になる理由!
それ以上の水分が排出されることは絶対にないです。なので当然水分補給にもなります!
実際のところ、日本人が通常飲んでいるコーヒーの量では、脱水が起きる可能性はないことが明らかになっています。
また、コーヒーのカフェインによる利尿作用もコーヒーやカフェインを3〜5日間ぐらい定期的に摂っていると、この利尿作用自体もなくなるという研究結果もあるんです!
コーヒー、水、清涼飲料水などの色んな飲み物で24時間後の体の水分量を比べた場合、なんと変わらないんです!
そもそも、コーヒーは98%以上が水分ですので,少なくとも脱水時の水分摂取という点で、
コーヒーは重要な水分の摂取源になっているんです!
なので脱水状態にもならずに水分補給もできているので安心していただきたいです!
コーヒーのメリットはあるの?
コーヒーのメリット!
・ダイエット効果
コーヒーのカフェインには脂肪分解を促進する成分が含まれており、体内の新陳代謝を3〜10%促進する働きがあるんです!
飲むタイミングによって効果を最大限発揮させれるんです!
運動される方は20〜30分前にコーヒーを飲むことで血中の脂肪酸濃度が上昇し、脂肪を燃えやすくしてくれるのでオススメです!
・美容効果
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、老化の原因となる活性酸素の働きを抑えてくれます。
これを抗酸化作用といい、紫外線による皮膚の色素沈着を防ぐことでシミができにくくなるといったエイジングケア効果が期待できます!
・リラックス効果
コーヒーの香りを嗅ぐと右脳の情緒部分が刺激されて「アルファ波」というのが生じてリラックスできるんです!
さらに、ストレス軽減効果もあるので休憩にコーヒーを淹れるのも良いですね!
ダイエットをしたいという方には、深煎りのコーヒーがおすすめです!ダイエット効果の高いニコチン酸は深煎りのコーヒーにしか含まれていないためです。
一方で美肌になりたいという方には、浅煎りコーヒーがおすすめです。エイジングケア効果が期待できるクロロゲン酸は、浅煎りのコーヒーにしか含まれていません。
他にもリラックス効果が期待できる成分は深煎りのコーヒーに多く含まれているなど、浅煎りと深煎りでは含まれる成分が異なります。
メリット3選を説明したのですが、ここ凄く重要なのでよく読んでくださいね!
コーヒーは飲み過ぎるとデメリットも出てきてしまうので1日3杯までに抑えていただけると脱水も起こらないですし最大限にメリットも発揮できるので飲み過ぎには注意してください!
今回はコーヒーの利尿作用の真偽について紹介しました!
SNSが進化してきている中で情報過多になりすぎ、このような間違えた知識を持っている人や記事があるので少し疑うようにしましょう。
YouTubeでは健康的な生活を送れる情報をより詳しく説明しているので、こちらも是非ご覧になってみてください!