電子レンジで温めると栄養が壊れるこんなことを耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか?
便利な電子レンジ、便利であるが故に、ネガティブな話が出てくるのが世の常かもしれません。
今回は電子レンジと栄養栄養について、見ていきましょう。
果たして本当に電子レンジで温めた他だけで栄養は壊れるのでしょうか?
しっかり見ていこう
電子レンジで温めると?
電子レンジとは「電磁波で水分を含む食品などを温める調理機器」と調べると出てきます。
電磁波の影響については今回は専門外なのでご容赦ください。
結論から言うと「電子レンジで温めても野菜等の栄養は壊れない」です。
この先はなぜ栄養は壊れないと言えるのか、を見ていきましょう。
WHOの見解
WHOは電子レンジで温めた食品でも栄養は損なわないと断言しています。
もし良ければ調べてみてください。
電子レンジで温めると癌になる、これは全くのデマでないかと思われます。
もしかすると、電子レンジで温める際に出る、マイクロ波が関係しているのかもしれませんが、今回この話は我々の専門外なので、ご容赦いただきたいと思います。
ただ、マイクロ波が食品に残っているということもありません。
我々としては安全である、という見解です。
ブロッコリーによる研究
このブロッコリーの研究というのは、特に熱に弱いビタミンCが調理法によってどの程度失われるかという研究でした。
調理方法は、茹でる、炒める、電子レンジ、の3種類で温めるというものです。
では、見ていきましょう。
茹でる
約33%ものビタミンCが失われる結果となりました。
温めるという行為もそうですが、ビタミンCは水溶性ということもあり、大量の水で茹で上げた場合。
ビタミンCも水中に溶け出してしまうという結果になりました。
炒める
約24%ものビタミンCが失われる結果となりました。
電子レンジ
約16%のビタミンCが失われましたが、この三つの中では最も良い結果となりました。
以上の研究結果を踏まえても、電子レンジによって栄養が特別に壊れやすいということは無いと言えます。
調理をした時点である程度の栄養が失われるのは致し方ない部分もあります。
しかし、その中で電子レンジが特別悪いということはないのです。
むしろ、研究結果的には積極的に電子レンジを使ってあげた方が栄養は壊れにくいとも考えられます。
調理は必要だけど、便利で簡単に温められる電子レンジでも問題ないっていうのは嬉しい情報だね!
一定の栄養素は失われる
残念ながら、どのような調理法でも食品が持っている栄養の100%を摂取することはできません。
特定の栄養素を壊さない、適した調理法があったとしても、それ以外の栄養素はどうしても損なわれます。
自分が必要としている栄養素を見極めて、調理方法を選ぶと言うことが大切です。
また、食べ合わせも大切になってきます。
脂質と同時にとることで脂溶性のビタミンA・D・E・Kなどは吸収を促してくれます。
その場合は炒める方が効率的と言えます。
まとめ
1.電子レンジで温めても栄養は壊れない。
2.むしろ、壊れにくい栄養素もあるので、積極的に利用する方が良い。
3.必要な栄養素に適した調理法を選んで効率よく摂取しよう。
今回は電子レンジについてにのお話でした。
便利な電子レンジを有効活用することによって、食事もグッと楽になります。
便利なものはどんどん活用して、ボディメイク、ダイエットを楽に進めましょう!